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死刑執行&臓器摘出

Tag: CN11S

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姫路を荒らしていたこのアルトエポリューション、とうとう車検が切れてしまい、寿命がやってきてしまいました。
また車検受けりゃいいじゃないかという声が聞こえそうだが、そういう訳にはいかない。
なにせ、4気筒エンジンを押し込むために

フレームを切って溶接

してあるために、100歩譲っても車検には通らないのだ。*1
こんなの公認取っても仕方ないし、テキトーなモンでデータも無い。
ましてや550ccベースだから、660ccで公認を取ると

白ナンバーの普通車

になってしまうので、これでは破産確実なのだ。
だから新しいボディーが手に入るまでしばらく待っていたが思うような出物が無い。
しょうがないからウチの廃車置場に放置しておいたのだが、親父がいい加減片付けろとケチつけてきたので、そろそろ部品取りせねばなるまいな。

てな訳で

我が青春の友

であるアルトエポリューション君の死刑を執行することに決定。
ボディーはハッキリ言ってゴミだが、大枚叩いて買ったセルボのパーツは俺の貴重な

財産

なので、しっかり部品取りして目立たぬ所に隠さねばならん。

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早速燃料タンクを外し、ボンネットを外て、補機類やエンジンのハーネス、配管などを片っ端から外す。
ついでに内装もひっぺがし、自作ハーネスを芋掘りのように抜き取って、コンピューターもしっかり保存。
ここまでで1時間少々。

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ここまできたら車を吊り上げマフラーを外し、クロスメンバー4本、エンジンマウント2本、プロペラシャフト2本、リアアーム2本、ラテラルロッド1本の、合計11本のボルトを抜いておく。
んでもって下ろしてから、リアショック2本、左エンジンマウント3本、ストラットアッパーの4本ボルト抜いて、ブレーキホース、サイドのワイヤーを切断し、ステアリングのボールジョイントを抜く(今回は酸素で切った)。

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そして、再度ボディーを吊ると・・・・

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見事にボディーとメカ部分が泣き別れする。
ハーネス剥ぎから30分も経ってない。
国産の車なんて大抵こんなモンです。
いつもやってるコトだけど、自分が可愛がってた車がこういう姿になるのは結構辛いもんです。(^^;

あとは降りたメカを適当に小さくバラしてパレットに乗せてバンセンで括り付ける。
んでリフトにのっけて倉庫へ直行・・・です。
ボディーはシュレッダー工場にて粉砕され、鉄は溶鉱炉にて溶かされて、新たな鉄として活躍することになる。
シートやダッシュボードなどのプラスチックは・・・完全なゴミなので埋立処分となります。*2
車って結構ゴミの塊なのだ。

そうそう、以前撮り損ねていた溶接加工の部分はこんな感じ。

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結局左に気合入れて曲がったら、エンジン傾いてダイナモのプーリーが当るんだよなぁ・・・

次のボディーは4ドアがいいなぁ。
4ドアにレースのシートカバー、レースのカーテンに「赤ちゃん乗ってます」とかのステッカー貼って、

鉄チンホイールにSタイヤ

でも履かしてブイブイ言わせたいなぁ。
でも車検通る3気筒でやった方がいいかなぁ。(^^;


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*1 今ならなんとか出来る・・・かも
*2 今は自動車リサイクル法なんてのが出来て随分と変わったんですが。
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