リアディスクの改良 †
Tag: JZX70G
かなり無茶してリアディスク化したのは良いけど、サイドブレーキがロクに効かない上にワイヤー切れて、なんかやる気をなくし放置プレイしてたんだけど、車検でノーマルに戻したのをきっかけに重い腰を上げ改良中。
さて、上手く行くのだろうか?
- リアディスクの改良
- リアブレーキに改良に関する俺様メモ - 2007-09-09 18:08:09 (日) -
- 思考停止 - 2007-09-16 18:24:44 (日) -
- 光が見えた - 2007-10-14 20:05:28 (日) -
- ビックローター&2POT化の検討 - 2007-10-15 17:00:00 (月) -
- 更にバックプレート加工 - 2007-11-05 03:39:59 (月) -
- 一気に完成目指す - 2007-11-25 19:00:53 (日) -
- とりあえず試走 -- 2007-12-31 17:53:58 (月) --
- 謹賀新年 -- 2008-01-02 22:42:35 (水) --
リアブレーキに改良に関する俺様メモ - 2007-09-09 18:08:09 (日) - †
クラウンホーシングにエスティマのリアインナードラムのバックプレートがどうもそのままボトルポンの予感。
少なくともホーシング側のガスケットは全く同じ。
問題はハブのオフセットだけどどうにかなるんじゃねぇのかなぁ?
で、これで少なくともクラウンのようなワイヤーの引き方でなく、一般的な引き方でリアディスク&インナードラム化は出来そう。
ただエスティマローターのままではローターが小さい・・・というか、R33のフロントローターよりチョット小さいくらいなんだけど、問題はベルのサイズがデカい事。
このままでは日産2POTは入らない事もないけどかなりギリギリの付け方になる。^
てなモンで大きな径のローターが必要なので、エスティマのサイドブレーキシューの品番からトヨタ電カタで検索してみると、JZS147、JZA80、JZZ30の16インチ車辺りが流用出来そうではある。
ただなぁ〜コイツらのローター径ってφ307で、
フロントよりデカい
というのがなんか許せんっちゅーかなんちゅーか。(笑
ちなみにマジェスタのリアローターはエスティマと同径で、厚みが薄くなってる。
多分コレより上のローターはφ307じゃねぇかなぁ。
思考停止 - 2007-09-16 18:24:44 (日) - †
結局UCF20のφ307ローターを手に入れ、なんとかなりそうなのを確認して本日ルシーダバックプレート移植作業。
テンポ良く工具揃え、ふふふふふーんとバックプレート組んでアクスルを入れてボルト締めたその時だった。
ギャァァァァ!
ダメです。あきまへんわ。
サイドのワイヤーが後ろに出てくるんですわ。
最初左右組み間違えたのか・・・いや
そうであって欲しい
と思ったんだけど間違いない。
なんか
スムーズに行き過ぎておかしい
と思ってたんだけど、やっぱりこういう罠があったか・・・
う〜ん・・・内部加工してワイヤーの出口変えるか・・・
というかソレもダメ。
ホーシング側のボルトの位置が、何故左右で広さ違うのか?
単なるバカ避けだと思ってたんだけど違うんです。
ワイヤーを避ける為だったんです。
S130のヤツは後ろにワイヤー*1出てるから、ホーシング側のボルト穴が、後ろが狭くて前が広い。
しかしルシーダは反対なんですわ。
内部の加工も考えてみたけど、どうしても物理的にスペースが足りなくなる。
という事は、S130ホーシングの左右ベアリングホルダーを溶接切ってひっこ抜いて左右入れ替えるか、ルシーダホーシングをナロー加工して、S130アクスルを入れるしか無い。
う〜ん・・・・・・・・・・・・
思考停止
ですわ。
あかん、ツレとメシでも食うてきます。orz
光が見えた - 2007-10-14 20:05:28 (日) - †
以前ちょいと時間有ったので色々検討してみたんだけど、ホーシング側ブラケットのボルト下に若干スペースがある。
そこに上手くワイヤーを通せたらイケるかもしんない・・・というワケでやってみた。
とりあえず目指す位置に穴を繰ってみる。
穴の下の塗装ハゲてサビてる所がブレーキシューのスライド部分。
無論コレ以上削ると引っ掛けるし、上にはキャリパーのブラケットが居るので深くは掘れない。
ここにパイプを曲げて、ワイヤーのガイド&ブラケットとなるパーツを作る。
そして実際にワイヤーを組み調整&仮付け。
覚悟が決まったので本溶接。
これでとりあえずは前側にワイヤーを移設出来た・・・ハズ。
コレで上手く行くかは実際にワイヤーとシューとドラム組んで、車体に取り付けて引いて見ない限りわからない。
ビックローター&2POT化の検討 - 2007-10-15 17:00:00 (月) - †
左右とも加工&溶接を済ませ、シャシブラを吹いておく。
んでもって、20セルシオリアローターのハブ穴拡大加工。
ウチのボロ旋盤は、大きなチャックや面板が無いので掴めない。
ただインナードラムのブレーキローターに限定すれば、外道技を使えば掴めるのである。
ああ、面板どうにか都合せんとなぁ・・・(--;
んでもって乳穴繰り。
これで見事にスコンと入る・・・と思いきや、やはり
上手く行かないのが流用の常
である。
写真撮るの忘れたんだけど、S130のハブ位置が若干内側寄りなので、ローターを組もうとするとバックプレート内側が若干干渉するのである。
そこはディスクグラインダーの切断刃で、干渉する部分をザクザクっと切る。
あ〜あ、
色塗ったばかり
なのによう。orz
そしてまた問題発覚。
エスティマバックプレートはリブの背が高く、以前作ってた日産2POT用キャリパーブラケットが入らない。
カラー作り直してやりゃ良いんだけど、あんまり背が高くなるのも強度的になぁ・・・
ってなモンで、リブを切り落としてみる。
これでイケるかと思いきや
大問題発覚
キャリパーの位置をセルシオローターに合わせてようとすると、エスティマバックプレート側に足が干渉するのだ。
う〜ん当たる部分のリブと、キャリパー側ブラケットを一部削れば入るには入るが、それは強度的にヤヴァげなカンジ。
う〜ん困った・・・
更にバックプレート加工 - 2007-11-05 03:39:59 (月) - †
てなモンで、エスティマバックプレートのキャリパー取り付け部のリブが、2POTキャリパーに当たりやがるのである。
更に大きなローターを付けると言う選択肢もあるけど、これ以上大きくしたら16インチホイールが履けなくなるやもしれん。
どうにかこの組み合わせでなんとかしたい・・・ってなモンでバックプレート加工。
キャリパー側のブラケットから逃げる部分を作ると、どうしてもバックプレートのリブを切らざるを得ない。
しかしリブを完璧に縁切りしてしまう事になるので強度的にどうか・・・多分大丈夫だとは思うけど
精神衛生上良くない
のである。
そこで、旋盤でこういうカラーを削り出す。
材料はSS400。
これをバックプレートに付け、リブを切り落とし、ハンマーで叩いて曲げる。
そして溶接して、ベルトサンダーで削って仕上げる。
要はカラーを鉄で作り直し、溶接してしまう事で無くなったリブの代わりをしようじゃないかってカンジ。
まだ肉が足りねぇなぁ・・・もう一回盛るか。
で、再度仮組みをしてみる。
うんイイんじゃない?
あとはキャリパーのオフセット量の変更。
このままだとパッドがローターからハミ出すんですわ。
本当ならオフセットブラケット作り直しだけど、2〜3ミリなので以前作ったブラケットに
長穴繰って
やれば良かろう。
それとカラーの作り直しだけど、多分汎用のワッシャーでイケそうな予感。
イイねぇ〜完成が見えてきた!
一気に完成目指す - 2007-11-25 19:00:53 (日) - †
時間出来たんで一気に完成を目指してみる。
前日にもう片方の加工とアクスルの組み込み、そして塗装を済ましておいた。
そして、もうこれでもかというくらい
コッテコテ
にシャシブラを吹いておいた。
とりあえずインナードラムのパーツを組んでみる。
全部左右裏返しに付いてるんだけど、問題なく収まった。
そしてローターを組んでみる。
う〜ん当然だけどバッチリ!
以前のようにワイヤー引いても頼りないカンジは消え失せ、カチっと効きそうな感触。
引き続きブラケットの加工。
以前作ったこのブラケットに長穴加工を施す。
キャリパーの逃げに当たるか当たらないかぐらいまで動かせばOKのようだ。
てなモンでケガキ。
キャリパー穴下側より5mm下にケガキを入れる。
そしてフライスに芯を出しつつクランプ。
元々10.5mmのバカ穴で、φ10のエンドミル使ってるから、まずはセンターで5mm下に掘り、芯より0.25mm程度オフセットさせて広げてやる。
うん、思ったカンジに付いた。
パッドも思った位置に来た。
キャリパーのセンターは、最初有り合せのワッシャーを使ってたけど、もうチョイで思った位置に来ないので、結局ジュラ丸棒から削り出して作る。
買いに行って探すより作ったほうが早い。
よっしゃ復活!
後は後日組むだけ。
それまでにフロントの足を準備しとかねば。
とりあえず試走 -- 2007-12-31 17:53:58 (月) -- †
なかなか時間が作れず*2、師走の真っ只中になんとか仕上げて、給油&洗車のついでに試走。
リアの右側ドラムが若干バックプレートに干渉して音が出てる。
けどそれ以外はなかなかの感触。
今回フロントはSP-TECのフルタップ、スプリングがスイフトの10k、リアがスイフトの6kでハイエースのノーマルショック。
とりあえずダントツに
乗り心地良い
というのにビックリ。
多分そこらの純正形状落ちバネより遥かに乗り心地良いんじゃない?
で、タイヤに
正月お出掛け仕様
として、WORKのホイールにF:235/45-17、R:255/45-17なモンで若干大きくボディーに当たるからムチャ出来ないけど、そこら転がしててもしなやかになったのが実感出来る。
で、某自動車専用道に上がり、1区間だけ4速踏み切ってみたけど、以前のような不安感が無い。
ただレーンチェンジで2テンポくらいケツが遅れるけど、単純に
空気入れてない
のでこんなモンでしょう。
リアのショックはもう少し硬くてもいいかなぁ。
んで、今回の目玉の
サイドブレーキ
だけど、これはもう文句無しに効きますわ。
いや、普通に言えば
効いて当然
なんですが、なにせワケわからん足なモンで、こういう当たり前な事に妙に感心したり。(笑
ケツが255でもロックさせれるようなんで、もう少し当りが出たらエエカンジになりそうな予感。
全くの素組みの状態だけど、好感触・・・というか、以前に比べたらかなりイケてるというのが今日の感想。
まだ若干前下がりの様子&前はコレ以上上げたらダサくなりそうなんで、ケツをもう少し下げたいのと、リアショックの減衰力がもう少し欲しい・・・というトコでしょうか。
ハチロク用の全長調整式なんてのを狙ってるんだけど、アレでも長いんだよなぁ。
ショックのブラケット位置を変えれば良いんだけど、それはホイールとの相談になりそう。
てなモンで来年に宿題を残して新年を迎える事にします。
皆様良いお年を。
謹賀新年 -- 2008-01-02 22:42:35 (水) -- †
あけましておめでとうございます。m(_ _)m
大晦日〜元旦は遊び呆けて昼頃にダウン。
で、本日残した宿題に手を付けました。
そんなワケで何かが当たってゴリゴリ音が出てます。
バラしてみると・・・
内側のリブを落として当たらないようにしてたんだけど、結局リブ以外の場所に当たっていやがります。
コッチがローター側。
あ〜あ〜見事に当たってら。
こりゃバックプレート側で対処は難しそうなんで、これは避けたかったんだけどローター側で対処。
そのままでは旋盤に掴めないので、以前検証用に置いていたJZX81のFハブを削ってローター専用簡易面板作って加工。
そしてローター内側にあったリブを削り落としてしまう。
ここなら直接強度には影響しない。
これで走ってみたら・・・まだ音が止まりやがらねぇ。
というかむしろ
悪化
した。
原因はなんとなく判っている。
実は前回ローターのハブ穴を加工する時、しくじって2/10mm程大きめに繰ってしまってたのだ。
まあ大丈夫だろ〜なんて思ってたけどやっぱダメだった。
ローターが縦に振った瞬間に、シューを拾ってブレーキがコンっと掛かってしまうのだ。
仕方ないので、TIGで肉を盛って削り直す。
チョットだけだと思ってたら・・・・思った以上にこの作業に時間を食ってしまった。
まず、ブレーキローターは鋳鉄なんで、溶かして棒を差してを繰り返しているウチに、
ピキピキピキッ!
っと音を立ててクラックが入った。(^^;
あ〜あ、もうこのローターダメだわ。
わざわざローター研磨出したのによぅ・・・orz
そして、コレを旋盤に掴んでハブ穴を繰り直すんだけど、ここで予想外の出来事が発生。
普通の鉄の棒を差したんだけど、コイツに鋳鉄のカーボンが入って、
強烈に焼きが入った
のだ。
チップの中繰りバイト使ってるのにやたら切れない・・・と刃先を見たら終了してる。
あれ?と思い交換してみると、あっと言う間にまた折れた。
しかもキリコが鋼を削ってるようなのが出てきてる。
さらに溶接のビードでデコボコしてるから、余計に刃をイジめるのだ。
これは大失敗・・・・けど取り返しがつかないので、折れた刃でゴリ押し切削しまくる。
これで貴重なチップをかなり消費した&旋盤も痛めたなぁ・・・(^^;
そんなこんなでなんとかなったローターを組んだら、おーバッチリ!・・・とは行かなかった。
以前程ではないけど、まだ音が出る。
ちょっと芯ズレてたかな?
まあバックプレートにゃあ当たってないし、どうせローター交換せにゃならんし、その時まで放置でいいや。(ォ
コメント †
- はじめまして。いつも拝見しております。 -- けいせん? 2007-11-28 19:06:29 (水)
- もう、なんていいますか、凄すぎて笑いがでますね。 -- けいせん? 2007-11-28 19:10:45 (水)