Top / / マゴソ / マフラー

マフラーの製作

Tag: JZX70G

さて無事公認も取れ、まだ納得行かない部分もあるけど、堂々と走れる車になった。
しかし先にも書いたように、ソコソコ走る事は走るが、どうも280馬力っぽく無いっちゅ〜か、あんまりパワー感が無いし、なによりも

静か過ぎてツマラン

のである。
もう公認取れてしまったので、ノーマルマフラーで我慢する必要は無くなった。
とっととマトモなマフラーに交換しちまおう。

しかしマゴソ用のパワー重視なマフラーなんて聞いた事無いし、有っても2000ccが目一杯なワケだから、2500ccのターボには役不足だろう。
てなモンで自作するっきゃないのだ。

さて、マゴソでマフラーを作る場合、サイレンサーの形状が重要だと思うのだ。
マゴソの純正マフラーを見れば分かると思うけど、サイレンサが円形で細長く、出口が下側にオフセットされている。
ここにそこらの極太砲弾マフラーを入れると、本来マフラーが入るべきスペースにマフラーが収納出来ないから、最低地上高が確保出来ないのだ。

そこで解体屋の強みである。
そこらに転がってる合いそうなマフラーを片っ端から探すのだ。
Y31用やGA70用とかを合わせてみてもどうも上手く行かない・・・コレは?と試してみたら・・・・おお!ピッタシだ!!これで決定だ!

muf1.jpg

そのマフラーはメーカー不明だが、C33ローレル用の社外検対マフラーだ。
コレが先の出口のオフセット具合と、出口の向きが絶妙なのである。
もしマゴソでマフラーに悩んだ場合は、C33ローレルのマフラーを探してみよう。

ただピッタリと言っても完璧なボトルポンではない。
タイコのサイズがピッタリなだけであり、パイプ類は完璧に作り直しである。
これはもう気合いだ気合い!。
具体的にはパイプを斜めに切り、グルっと角度を変えて溶接。
これで曲がりを作って行く・・・これを延々と繰り返す。

muf2.png

まあ理屈は簡単だが、要はコレを効率良くイッパツで角度を出すのが難しい。
でないと

時間とパイプが無くなって行く

のだ。
これはもう経験と勘と気合いでやるしかない。
クチでウダウダ言うてても仕方がない。
要はこういう事だ。

muf3.jpg

muf5.jpg

muf7.jpg

やってるウチに日が暮れたっちゅ〜ねん。
しかもデフ上にした・・・というかデフ下は無理だったから余計の事手間と時間が掛かった。
先に車高落としておいて、デフ下で行ければこんなモン数時間で作れたんだろうが・・・
苦労しても表に出ないのがマフラー。
付いてしまえば悲しいがフツーである。

muf9.jpg

エンジンを回してみたら・・・おお、丁度良いくらいの音じゃねぇか。
1JZらしい快音が心地良い。
てなモンで、雨の降る夜に早速試走。
エンジンが温まるのを待って、1速から踏んで行くと・・・むわ〜!食わねぇ!!
明らかに依然と馬力の出方が違うぞコレ。
2速に入れてもズルズル、3速に入れてもホイールスピン止まらねぇ!
しかもブーストも0.8まで掛かってる。
こりゃ〜満足満足。
燃費もまあ納得する数字になったし、前までのノーマルマフラー、ホントにフン詰りだったようだ。(^^;


[ 戻る ]
Top / / マゴソ / マフラー
トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS