マフラーの製作 †
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さて無事公認も取れ、まだ納得行かない部分もあるけど、堂々と走れる車になった。
しかし先にも書いたように、ソコソコ走る事は走るが、どうも280馬力っぽく無いっちゅ〜か、あんまりパワー感が無いし、なによりも
静か過ぎてツマラン
のである。
もう公認取れてしまったので、ノーマルマフラーで我慢する必要は無くなった。
とっととマトモなマフラーに交換しちまおう。
しかしマゴソ用のパワー重視なマフラーなんて聞いた事無いし、有っても2000ccが目一杯なワケだから、2500ccのターボには役不足だろう。
てなモンで自作するっきゃないのだ。
さて、マゴソでマフラーを作る場合、サイレンサーの形状が重要だと思うのだ。
マゴソの純正マフラーを見れば分かると思うけど、サイレンサが円形で細長く、出口が下側にオフセットされている。
ここにそこらの極太砲弾マフラーを入れると、本来マフラーが入るべきスペースにマフラーが収納出来ないから、最低地上高が確保出来ないのだ。
そこで解体屋の強みである。
そこらに転がってる合いそうなマフラーを片っ端から探すのだ。
Y31用やGA70用とかを合わせてみてもどうも上手く行かない・・・コレは?と試してみたら・・・・おお!ピッタシだ!!これで決定だ!
そのマフラーはメーカー不明だが、C33ローレル用の社外検対マフラーだ。
コレが先の出口のオフセット具合と、出口の向きが絶妙なのである。
もしマゴソでマフラーに悩んだ場合は、C33ローレルのマフラーを探してみよう。
ただピッタリと言っても完璧なボトルポンではない。
タイコのサイズがピッタリなだけであり、パイプ類は完璧に作り直しである。
これはもう気合いだ気合い!。
具体的にはパイプを斜めに切り、グルっと角度を変えて溶接。
これで曲がりを作って行く・・・これを延々と繰り返す。
まあ理屈は簡単だが、要はコレを効率良くイッパツで角度を出すのが難しい。
でないと
時間とパイプが無くなって行く
のだ。
これはもう経験と勘と気合いでやるしかない。
クチでウダウダ言うてても仕方がない。
要はこういう事だ。
やってるウチに日が暮れたっちゅ〜ねん。
しかもデフ上にした・・・というかデフ下は無理だったから余計の事手間と時間が掛かった。
先に車高落としておいて、デフ下で行ければこんなモン数時間で作れたんだろうが・・・
苦労しても表に出ないのがマフラー。
付いてしまえば悲しいがフツーである。
エンジンを回してみたら・・・おお、丁度良いくらいの音じゃねぇか。
1JZらしい快音が心地良い。
てなモンで、雨の降る夜に早速試走。
エンジンが温まるのを待って、1速から踏んで行くと・・・むわ〜!食わねぇ!!
明らかに依然と馬力の出方が違うぞコレ。
2速に入れてもズルズル、3速に入れてもホイールスピン止まらねぇ!
しかもブーストも0.8まで掛かってる。
こりゃ〜満足満足。
燃費もまあ納得する数字になったし、前までのノーマルマフラー、ホントにフン詰りだったようだ。(^^;