足周り移植 †
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あけましておめでとうございます。世間は正月休み。*1
しかし2日しょっぱなから車をバラす。
何か空しいぞ
だが車を乗らずに済ませるのは正月の4日しかない。
手始めに簡単な足周りから攻めてみる。
てっとり早くリア周り移植に入る。これはもう簡単。ボトルポンである。
セルボのリアデフホーシング、バネ、ダンパー、ラテラルロッドも計ったようにつくではありませんか。
そりゃそうだ。
そう出来ている
んだって。
そしてガソリンタンクを取り外してみる。
給油口の前後が違うのは知っていたが、モードの燃料ポンプを移植出来ない。
これが最初の難関である。こういうときに限って、インジェクションのアルトがない。
チョット困った。
結局考えていても仕方がないので、セルボのタンクを使うことを考えてみる。
取り付け寸法、形状などはまったく同じなのだが、外装デザインの都合上給油口とエア抜きがアルトの前側から後ろ側に移動されている。
さらに、インジェクション車の燃料ポンプが付く場所の穴が開いておらず、吸入とリターンのパイプが付いているだけである。
最初この穴を開けて、ポンプを移植することを考えたのだが、チョット接合が難しい。
そこで発想の逆転である。セルボのタンクの給油口を逆転させるのである。
早速両タンクの燃料を抜く。
加工するセルボのタンクには、完全に燃料と気化ガスを抜き切ってしまうため、水を入れほっておく。
その間にアルトの給油口だけを摘出する。
チョイと穴開けて、金切りバサミで切り出してしまう。
そしてサンダーで溶接部分を擦って、パイプだけの状態にしてしまう。
いよいよ本格的な加工です。
セルボのタンクにケガキを入れる。
そしてホールソーで穴を開け、リューターで形成する。
ここに摘出したアルトの給油口を差し込み、ハンダ付けしてしまう。*2
しかしこの状態では、給油口が前後に2つ存在することになる。
当然使うのは前側一つのみである。後ろ側はというと当然埋めることになる。
この給油口の半分まで切り込みを入れ、内側に折り込んでフタをしてしまう。
そして残った隙間をハンダで埋めていく。
ハンダ付け後、適当に色塗ってサビ止めして、一応鬼の2コ1タンクが出来上がる。
一応全部口を閉め、エアガンで空気を送り込み、セッケン水で漏れ検査をしておく。
漏れはないようだ。
中には切り粉が残っているだろうから、水を満たし、勢いで排出する。
残った水はガソリンと水抜き剤を投入し、シェイクしておく。
まだ時間があるので明日に備え、サササっとエンジンを下ろしてしまう。
ついでにマフラーも取り付けておく。
まだ時間があるので、前足周りを交換しておく。これも完全ボトルポンだった。
特に書くようなこともなく完了してしまう。
なんや簡単やん
と思ったあなた・・・翌日から地獄にハマり込むのです。(T_T)