アルト極悪計画計画書 †
Tag: CN11S
先ほど紹介したように、アルトを盗んだヤツがタイミングベルトを切り、金は無いが修理に出したのだが、なんか余計調子が悪くなって帰ってきた。
もう全然走らないのである。特に朝イチの場合は最悪で、1速ですら10数キロしか出ないと言う有様でした。
色々調べた結果、修理した時に
点火時期を一番遅らせた状態
で組み上げていることが判ったのです。
おまけにデスピのパッキンがモロにハミ出しています。
ボルト通るはずの穴が上側に「こんにちわー」と顔を出しています。
一体どうやってボルトを入れたのだろう。
さらに高速で煙を吹き、ボンネット開けてみたら冷却水がスッカラカンになっており、調べたらラジエターに穴空いていた。
金払っていないだけに文句は言いたくないのだが、よくこれで商売成り立っているものだと心から感心する。
こんなトコが直しただけに、そのうち壊れるのは時間の問題だろう。
それに前からシンクロの調子が悪かったし、加速も悲しいものだった。
そこでエンジンスワップを企んだのでありました。
本当は、うちにワークスieのシングルカムターボのエンジンがありました。
車検が済んだらこれを載せようと前々から企んでいたのですが、こともあろうにエンジンだけ残し、車を処分してしまったのです。
よってコンピューターもハーネスも無い。
どーせ探しに行くならツインカムエンジン載せようと解体屋巡りを始めたのです。
で、ツインカムエンジンあったのだがオートマである。もう即却下である。
もうieのコンピューターとハーネスだけ買ってくるかと思ってた矢先、とんでもないモノを発見してしまった。
セルボモードSR−FOURの事故車である。
DOHC4バルブ660ccターボでフルタイム4駆。
これが入っているのがどっかのオッサンかオバンが載ってそうな、冴えないグレーメタのアルトエポ。さらにデカいタービン組んで、これで金かけるだけかけた、カッコだけのムカつくシルビアをブチ抜いたらさぞかし胸がスっとするに違いない。
早速家で板金業者向けのパーツリストを見てみる。
思ったとうりフロアパネルの型番は一緒である。
足周りもストラット、ブレーキ、スタビが違うだけで後は一緒だ。
4駆のプロペラシャフト、デフホーシング、スイングアームも素アルトの4駆とまったく一緒である。
コンピューターはエンジン関係のハーネスだけ分離してしまえば、アルトのハーネスのままイケる!
これは間違いなくつく!
と確信し、早速交渉に向かう。車丸ごと5万円也。凄い買い物をしてしまった。 きょうび5万といえば
家が建つ位の大金
である。がんばらなければ。
しかしこれが凄く難航するとは思いもしなかったのであった・・・