搬入&組み立て †
さて、コイツをどこに置くかと言えば、やっぱり自分の部屋しかない。
隣には空き部屋もあるんだが、こともあろうにオヤジが最近凝ってるダンスのレッスンのために、
自分で畳剥がしてフローリングにして、デカい鏡を入れて
ダンスルーム
に改築してしまったので、こんなもん置くと練習スペース無くなるとカンカンになって怒るに違いない。
なんか趣味に燃え始めるとトコトンまでやりたがるのはこのオヤジの血を引いているからなんだろうな。
んな訳で設置場所は自室に決定。
置くために部屋の模様替えを行った。
いや〜俺の部屋はコンポも豪快だし、パソコンラックもデカいし、その配線も
繋いだ本人も混乱する程
凄いことになっている。
この配線だけにかなりの時間を食ってしまった。
コツコツと1週間以上かけて部屋の模様替えがなんとか形になった。
てな訳で、ツレに酒を飲ませてやり、アフターバーナーの搬入を手伝わせた。
オヤジでも良かったが、ブツブツ文句言われかねないので、居ない隙に
入れたモン勝ち
の精神で速攻で運び込んでしまった。
いくら極限まで分解したといえどかなりの重量。
ベース部分で70〜80キロはあるだろうか。
野郎二人で汗だくになって階段を登った。
その時愛猫の光秀さんが何やってんねんと足にジャレてくる。
後にコイツは色んな作業を邪魔してくれることになる。
真剣に悲鳴をあげながら、部屋に到着した頃には汗だくだ。
ちょっと一服した後にゴンドラも搬入。
この2つさえ運んでしまえば、あとは1人で持てるものばかりだ。
夢に見た自室にアフターバーナー実現が半分以上達成された瞬間。
ああ、とうとうやっちまったなぁ・・・・
感慨と少しの後悔を味わいつつ、外した機器を組み込んで行く。
まずはモーターと電源ユニット、基盤のシールドケースの組み込み。
モーターを入れるのに結構苦労したけど、他はホントに入れるだけだから特に苦労は無い。
配線も量がハンパではないけど、基本的に色分けされているので迷うことは無い。
次にCRT部分の補修。
コイツのベースは木製なんだが、ゴミの山に投げ込まれたショックで、
CRT取り付け部分などがムシリ取られてしまっている。
このままではプレイ中にCRTと金属のコントローラーが金玉目指して落ちてくるから、
どうにかしないとならない。
まずネジ止めのところを外し、ムシられてしまった部分はエポキシ接着剤で補修する。
2液混合なので練り合わせるのだが、練り板にCD−ROMを愛用している。
最近なんかパソコン雑誌買えば大抵ついていて、本当にゴミなので・・・
コイツは粘りがあるので染み込んでしまわないし、肉盛りも出来るので、
隙間が多く出来るような場所も接着しやすい。
それ以上に接着力が
接着部分以外が壊れる程
強力なので、今回の用途には向いている。
コイツで接着した後、釘を斜め打ちで更に補強。
真っ直ぐ打つよりも斜めに打ちこんだ方が、引っ張りに強くなるのだ。
こいつがアナログコントローラー。
ゴツい作りだが、結局ギアを介してボリュームを回してるだけの代物。
アフターバーナーの時代も過ぎ去った頃、セコいゲーセンに置いてあって、
懐かしさのあまりプレイしてみると、
何もしてないのに下向いたままとか左向いたままというセコい台がよくあったモンだが、
普通のオペレーターがコレ見たら調整する気もなくなるかな。
まあ調整はプラスネジ2本緩めるだけで出来るんだが・・・
色々考えながらゴンドラに直したCRTベースを組み込み、
CRTとコントローラーを固定する。
ここでふと気がつく。
ああ、ここまで来たら基盤入れりゃ動くぢゃねーかと・・・
早速基盤を組み込み、CRTの配線を済ませてしまう。
スピーカーも接続するためにカウルも取りつける。
ああ、スピードコントローラーも取りつけなくては・・・
このコンセントを接続したら、あの憧れのアフターバアーナーが自分の部屋で動くのだ〜!